『ダメな自分を救う本』著:石井裕之:”救われる”ではありません。あなたをあなたが救うのです。あなたの中の○○○○を使って……。

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その他

この本をおすすめしたい人!

  • 自分を変えたい方!
  • 3日坊主になりがちな方!
  • 一歩に高いハードルを抱えがちな方!

結論:1mmの進歩はずっと1mmではありません。あなたの潜在能力と仲良くなれれば、1mmを何千倍も増やすことができるのです。

※当ブログでは、作品の考えに合うものを、合わないものを、読むことによる利点になるものをで色分けしています。

最初に

突然ですが皆様は自分のことをどう思っていますか?

私は基本的に劣等感と自己嫌悪ないまぜにして服着させたような人間です。

今はまだ動けるだけいいですが、昔はとにかく何もできませんでした。

何をやってもうまく行かない。うまく言ったと思ったらもっとひどいことになる。未来にとにかく絶望感しかない……何かをやるだけ無駄だと、引きこもり状態に陥っていました。

そこからネガティブとポジティブの両方の塩梅を見極めることで、立ち直ったのですが、何よりもまず、一歩を踏み出すことに役に立った本が

『ダメな自分を救う本』です

この本はとにかく「一歩でもいいから成長する本」そして成長を通じて「自分の中の潜在意識に成長を覚えさせる」という印象を受けました。(潜在能力については詳しくは実際に読んでいてもらいたいのですが、「成長のためには欠かせない、あなたの中の能力」と考えていただければ予習としては十分です)

しかし、それだけではなく、成長した場合における悪影響、そして成長を阻む様々な要素などを紹介しており、「ただとにかく成長しよう!成長は良いことだから!」みたいな全肯定する本でもなければ無理をさせる本でもありません。

一歩進むためのあらゆる方法を学んでみませんか?かつて私が絶望から救われたように。

おすすめポイント!

『ダメな自分を救う本』というタイトルの通り、自己嫌悪を解消する手助けをしてくれます。ネガティブ→ポジティブにする本ですね。

一歩を踏み出すのにとにかく最適!

「一歩って言ったって結構難しいこと言うんでしょ。”朝早起きしろ”とか”難しい本を1ページだけでも読め”とか。他の人なら簡単だろうけど、自分には難しんだよ……」

と今まで色々な本や先生の話を聞いて思ったそこのあなた!

本当に簡単です!なにせ具体的に何をやるかはあなたが決めて良いのですから!

ただし、何があってもやってください。風邪をひこうが、雨が降ろうが槍が降ろうがやってください。もうすでにやっていることではなく、新しくやることを決めてください。一歩なので当然ですね。

でもつま先をほんの少し動かす程度の一歩でも良いんです。たとえ、他の人が馬鹿にしようとも、本当に少しでも進めるのならば何mmだろうが何ミクロンだろうがいいのです

「そんなの思いつかないよ」と思ったそこのあなた!(2回目)

この本で登場するとある人の例では非じょーーーーーーうに簡単な課題を、しかし、何があってもやり遂げることで自分の潜在能力を開花させました。決して怪しい話ではありません。誰もができるようで、でも、誰もがやるとは限らない、そんな課題を自分に課したのです。

課題がなにかは実際読んでみてほしいのですが、本当に簡単な課題です(ヒントはとある履物です)そして自分でもそういった課題を見つけていけば、ほんの1mmでも確実に進歩できるのです。

私も驚きましたが、『ダメな自分を救う本』で自信をつけた身として、決して荒唐無稽な話ではないとも思います。

ただし、進歩がいいことばかりではありません。皆様も覚えがあるのではないでしょうか?せっかく成長できたと思ったらあとでこんな進歩だったらやらなきゃよかったと思ったり……。

そんな1歩に対する落とし穴や恐怖に対してもバッチリ対策し、安心して一歩を歩めるようになるはずです。

そしてこの一歩をきっかけとしてどんどん本を通じて様々なことができていくはずです。最初の一歩はとてつもなく小さな一歩ですが、全てをこなすことができれば、きっと未来への大きな投資となる一歩になります。

細かやなフォローがをしっかり入れてくれます。

この本は、本文で潜在能力や、自分を変える方法など語りますが、「ワーク」という課題を読者に出し、本の内容を実践しやすくしてくれます。

その数は14!本全体のページが(出版社にもよりますが)だいたい200ページ前後ですので、「ワークがあるところまで読む」という区切りもつけやすいですね。

ワークはノートとメモを用意しても良いのですが、この本を見て思い出しやすくなるので、実際本を購入して書き込むことをおすすめします。(復習に役立つ本にも役立ちますからね)

さらに本の内容を自分流にしやすくすることでより、落ち込んだときや、悩んだときに、この本が手元にないときでもふとこの本で学んだことを思い出し、どうやって一歩を進んだら良いかどうしたらいいかを考えやすくなるでしょう。

後半には21のテクニックというものがあり、たった2ページで人が、特に駄目な人が悩みがちな問題、「自己コントロール」「対人関係」に対して、すごく簡単に試せる解決方法を紹介してくれます。

道具は一切いりませんが、自分の体はかなり使います。といっても運動するみたいなことではありません。ちょっとイメージしたり、さりげない動きから全身で演技をしてみるなど、様々な行動によるテクニックで「できない」あるいは「怖い」状態から脱却することを目指します。

成長におけるポジティブとネガティブについて知ることができました。

一つだけ注意事項があります。

この本は確かに、憧れのあの人みたいになりたい。あるいはだめな自分から脱却したいという本ではありますが、間違っても別人のようになりたいという願いを叶える本ではありません。

自分がダメだと思えるから、自分が成長できるのです。もし、あなた以外の「あなたが思う完ぺきな人」になりたいと思ってしまって、仮にその人になってしまったらもうそこで成長はおしまいとなってしまいます。なぜならポジティブが強すぎて、成長しようと思わなくなってしまうからです。

さにも様々な種類があります。「今のままでいい」というポジティブさ頑張れば成長できる」というポジティブさがあり、今回は特に後者のポジティブさを強めた本ですね。(どちらが良い悪いということはありません。どちらも必要です)

ネガティブからの脱却に役立つ本として紹介していますが、実際はネガティブさを失わないまま、ほんのわずかでもポジティブさを膨らませいき、成長に活用できる本と言っても良いかもしれません。

ダメな自分を救うには別のなにかに急に変わるのではなく、ダメな自分を認めつつ、ダメな自分から始めないといけません。これはネガティブさもポジティブさも両方必要なことです。

この本に書かれていることはポジティブなことが多い一方、やはり「ダメな自分を認めるというネガティブさ」、そして「目標を達成しても良いことばかりではないのでそのための対策」というネガティブ傾向などがあり、ポジティブとネガティブを兼ね備えた本です。

最初に一歩は弱くても、次の一歩、そして更に次の一歩はどんどん力強くなれるでしょう。私としては、ネガティブに背中を押してもらい、ポジティブに引っ張ってもらえているイメージでした。

ちょこっとダメ出し。

本文はともかく、21のテクニックの方は少しハードルが高いのもありました。やや想像力が試されます。

最後に

とにかく非常に「一歩」進むことに適した本です。

悩みがない人間なんていないと思う一方、かつての私みたいに、「もはや一歩も進めない」「何をやったら良いかわからない」というほど落ち込んでしまっている人も人生にはやはりいます。

色々読んできましたが、結構そういった方に対しても厳しい本が多い中、『ダメな自分を救う本』は本当にできることから始められ、そして確実な成長を歩める本と私も自覚しています。

もちろん、私が一歩踏み出す勇気を持てた本はこの1冊だけではないので、いずれどんどん紹介していきたいと思います。

さあ、1歩を!!


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